仙台の中心街に引っ越してきた
長年宮城に住んでいるが、ずっと郊外だった。郊外といってもそこまで田舎ではなく仙台市に隣接している都市で、車で20分も走れば仙台に行ける距離だし、比較的大きなショッピングモールもあって家族4人で生活するにあたってなんら不自由はない。ただ少し海沿いに近かった為に、今回の地震の特に津波による被害は大きかった。妻と子どもたちはあれ依頼、今でも少しの余震があるだけで、恐怖で泣き出しそうになる。そんな理由から、距離にしてたた10数キロだが仙台の中心街の物件を探していたところ、手ごろな物件を見つけたので、引越しを決意した。
元々の住まいは一軒家だったが、親から譲り受けたもので、その両親も二人とも他界しているため、現在は私が家主だった。築年数は40年と古く、今回の津波の被害でさらに建物は弱り、完全な修復をするのと、新しくマンションを購入するのに、さほど出費の差がなかった事も理由だ。もともとはリフォームを考えていたが、仙台にマンションが見つかったのでそちらを選択するようにした。幸い子ども二人ともまだ小さく、上の子が来年から小学校にあがるので転校する必要もない。ただ住み慣れた待ちを離れるのは、たかだか10数キロとはいえ、少し寂しい気持ちになったのは事実だ。